空気を吸えば、体全体の2%は水の上に浮ける?
- dopedaiki
- 2023年5月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年11月4日
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まずは下の画像をご確認ください。

この画像ですが、とても分かりやすく溺れにくい人と溺れやすい人の特徴を捉えていますね!
人間は空気を吸うと、体全体の2%だけ水に浮くように出来ています。背浮きをすると、顔がその2%になります。(上画像)。顔が水面から出ていれば、鼻や口で呼吸が出来るため、その状態で浮いていれば、溺れることはありません。しかし、足が下になるとどうでしょう。体が縦になりますから、水面から出る2%は頭のてっぺんになり、顔は水面下に沈んでしまいます。(下画像)これだと呼吸ができず、溺れてしまいます。
レッスンをしていても、溺れやすい人は下の男性のように手や体を起こしてしまいます。
特に息継ぎが出来ない状態だと、このようなケースに陥りやすいです。
息継ぎが出来ない→体を起こして息をしようとする→バランスを崩し、体が上向きを保てず、右か左にひっくり返ってしまう→下向きになってしまう(呼吸が確保できない)
息継ぎが出来ない人の特徴としては、
普段生活してる時と同じように呼吸をしてしまう方が多くいらっしゃいます。
特に鼻呼吸をしている方。水泳において鼻で吸うことはタブーです。
鼻で水を吸ってしまった経験がある方であれば分かると思いますが、
鼻に痛みが走りますね。
そうならないようにレッスンの初めに水慣れや息継ぎの練習を行なっています。
水泳でのベストな呼吸法は鼻で吐いて、口で吸う。
(子供の場合、最初の内は鼻で吐けないこともあるので無理せず鼻で吐こうとしなくても大丈夫です。その場合は口で吐かせる)
過去にも子供とプールに遊びに行って練習させたけども、
なかなか潜れなかったというご相談もありました。
お話を聞いていると、とにかく息を止めて潜らせる練習のみをしており、
息継ぎの練習をしていなかったパターンが多かったです。
保護者の方が知っていれば、子供も安心して練習出来るかと思います。
お子様と遊びに行った際には、ぜひこの豆知識を持って教えてあげて下さい!
子供は潜る楽しさを覚えれば、色々なことに挑戦してくれますよ!
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